「ポジティブ・オフ」運動とは、休暇を取得して外出や旅行を楽しむことを積極的に促進し、休暇(オフ)を前向き(ポジティブ)にとらえて楽しもう、という運動です。今夏の電力需給対策※を契機としつつも、長期的には、休暇を楽しむライフスタイルやワーク・ライフ・バランスの実現などの「ライフスタイル・イノベーション」につなげていくもので、内閣府、厚生労働省、経済産業省と共同して提唱・推進していきます。
「ポジティブ・オフ」運動は、その趣旨に賛同する企業・団体により実施されます(具体的な取組内容は別紙の2.(2)を参照)。7月15日現在、別紙に掲載した51の企業・団体が賛同しています。賛同企業・団体は今後も拡大する予定で、また、新たな賛同申請も随時受付中です。賛同企業・団体による「ポジティブ・オフ」の取組で優れたものなどを、観光庁ウェブサイト内の「ポジティブ・オフ」のページにて紹介しています。(「ポジティブ・オフ」ページのURL:
http://www.mlit.go.jp/kankocho/positive-off/)
※「夏期の電力需給対策について」(平成23年5月13日電力需給緊急対策本部決定)では、外出/旅行は、家庭部門に確実な節電効果をもたらすとして推奨されています。また、資源エネルギー庁の試算によれば、外出した場合、在宅時のピーク時電力の約7割が削減可能です。