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訪日外国人消費動向調査(1-3月期)の結果を取りまとめました!

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最終更新日:2011年5月31日

~訪日外国人の日本における平均旅行中支出額は、113,195円と推計(23年1-3月期)~
 観光庁では、「訪日外国人消費動向調査」を平成22年度より開始しており、今般、平成23年1-3月期の調査結果がまとまりましたので報告します。

※本調査の実査における調査期間は1月20日~2月15日であることから、本調査結果から直接得られる旅行消費単価などの数値には、東日本大震災(3月11日発生)等の影響は含まれていません。
 一方、JNTOが公表している「訪日外客数」には、東日本大震災等による減少分が反映されているため、旅行消費単価に「訪日外客数」を乗じて算出している旅行消費額には、東日本大震災等の影響が含まれています。

1) 訪日外国人消費動向調査結果の概要 (詳細は別紙1)

※本調査の実査期間は1月20日~2月15日であるため、本調査から直接得られる旅行消費単価などの数値には、東日本大震災(3月11日発生)等の影響は含まれていませんが、旅行消費単価に「訪日外客数」を乗じて算出している旅行消費額には、同影響が含まれています。
○訪日外国人一人あたりの旅行支出額

・平成23年1-3月期の訪日外国人の平均総支出額は、203,124円【注1】(H22.10-12月期207,827円)であり、そのうち、日本国内において支出された平均旅行中支出額は平均113,195円(同114,921円)であった。
【注1】旅行前に日本国外で購入した、パッケージツアー代または日本との往復運賃を含めた額。

・最重要4市場【注2】の国籍別に見ると、平均旅行中支出額は、中国が181,467円 (H22.10-12月期164,581円)と最も高く、続いて香港121,338円(同108,077円)、台湾85,939円(同80,638円)、韓国53,640円(同66,741円)の順であった。    
【注2】ビジット・ジャパン事業で最も重要な対象国と位置づけている韓国・台湾・香港・中国の4カ国・地域。


○訪日外国人のお土産等の購入状況

・最重要4市場におけるお土産等の購入率を見ると、4カ国・地域全てで、「菓子類」が最も高くそれぞれ韓国55.4%(H22.10-12月期48.7%)、 台湾64.4%(同62.2%)、香港64.7%(同59.2%)、中国67.2%(同55.2%)であった。


○訪日外国人全体の旅行消費額

・平成23年1-3月期に日本を出国した訪日外国人旅行者は1,746,297人【注3】であり、同期間の訪日外国人旅行者による日本国内での支出総額は約1,977億円(H22.10-12月期:約2,310億円)と推計される。
 なお、最重要4市場では、中国約485億円(H22,10-12月期:約387億円)、韓国約316億円(同約396億円)、台湾約200億円(同約223億円)、香港約119億円(同約109億円)の順となっている。
【注3】日本政府観光局(JNTO)の「訪日外客数」による旅行者数。

2) 訪日外国人の情報源・満足度等【注4】(詳細は別紙1)

・出発前の旅行情報で役に立ったものについて、ガイドブックのうち、「ロンリープラネット」は9.4%(H22.10-12月期10.5%)、 「ミシュラン」は1.1%(同1.1%)、その他旅行ガイドブックは16.6%(同15.3%)であった。 一方、インターネット媒体も幅広く利用されており、「個人のブログ」は22.4%(同19.7%)、「旅行会社ホームページ」は15.4%(同11.8%)、「宿泊施設ホームページ」は12.4%(同10.8%)であった。
(※)ロンリープラネット・・ロンリープラネット社が世界全ての地域を網羅した旅行ガイドブック
 
・訪日旅行の満足度(回答者全体)については、「大変満足」が43.5%(H22. 10-12 月期37.4% )、「満足」が43.7% (同46.1%) 、「やや満足」が7.8% (同9.9%)と、程度の差はあるものの95.0%(同93.4%)の外国人が満足したと回答している。
 また、再訪意向についても「必ず来たい」56.4% (同50.4%) 、「来たい」33.6% (同37.7%) 、「やや来たい」5.7% (同7.5%)を合わせて95.7% (同95.6%)に上っている。
  
・今回の訪日旅行で実施したことは、「日本食を食べること」95.9% (H22. 10-12月期93.5 % ) 、「ショッピング」73.3% (同74.3%) 、「繁華街の街歩き」65.3% (同64.4%)の順となった。
 また、次回実施したいこと は、「日本食を食べること」55.5% (同47.4%) 、「温泉入浴」49.7% (同51.6%) 、「自然・景勝地観光」40.1% (同38.5%)の順となっている。
  
・今回の訪日旅行で購入した商品の中で最も満足したものは「衣類・ファッション雑貨」 24.0%(H22.10-12月期24.1%)で最も高く、続いて「民芸品・生活雑貨など」 23.3% ( 同19.1% )、 「菓子・食品・酒など」21.5%(同23.7%)、「化粧品・医薬品など」11.7%(同11.3%) 、「電気製品・カメラ」8.9% (同8.3%)であった。また、最重要4市場について見ると、最も満足したものは、韓国では「菓子・食品・酒」が26.9% 、台湾、香港では「衣類・ファッション雑貨」がそれぞれ31.5%、41.4%、中国では、「衣類・ファッション雑貨」と「化粧品・医薬品など」が24.8%であった。

【注4】訪日外国人の情報源・満足度等の回答は任意としており、また「訪日外客数」によるウェイト補正は行っていない。

3) 詳細分析について

下記2項目について分析を行いました(詳細は別紙2)。
【トピックス1】今期のパッケージツアー価格(春節期のツアー価格変動)
【トピックス2】訪日スキー旅行動向(国籍別の特徴と消費動向)

4) 訪日外国人消費動向調査の詳細データについて

下記のホームページに掲載しています。
http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html
このページに関するお問い合わせ
観光庁観光経済担当参事官付
神山、北島、鈴木、湯原
代表 03-5253-8111(内線27-212、27-216)
直通 03-5253-8325

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